「シニア」という言葉を聞いて何を連想するだろうか?
いまシニアの中にも情報技術を活用した「スマートシニア」と呼ばれる人が出てきている。
買い物や情報収集、家族とのつながりなど、あらゆる場面で縦横無尽にデジタル機器を用い最新サービスを使いこなす。
「高齢者はITが苦手」というステレオタイプなシニア像は今や昔だ。
「かつて70代はいろいろなあきらめねばならない世代と言われていたが、今の70代は気力、体力そして経済力もまだまだあり、何かを始められる歳」とする筆者。
社会から孤立せず知的で、豊かで、健やかなシニアライフを実現するには情報技術を身につけるといいとアドバイス。
さらに、78歳で後期高齢者の著者自身が人生の中で最も幸せを感じる「好機高齢者」と自負。加えて、聖路加病院の元理事長・日野原重明先生が100歳でフェイスブックを始めたエピソードなどを紹介しシニア世代にエールを送る。
家にこもりがちになる高齢者の生活を指摘し、孤立と孤独からの脱却をインターネットの世界で実現することを提唱する。
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