事前相談などを通して弊社の葬儀に対する思いや金額を含めたご提供するサービスを主体的に選んでくださるご遺族がおられる一方で、半ば消極的な選択でご依頼をいただくことがあります。
それは病院、施設、自宅、警察署ではなく他社さんの葬儀会館にお迎えにあがるケースです。
先日も別府のとある式場でした。大分も含めるとこの数ヶ月で3件。
どういう事情かと尋ねると「当初の説明と違う」「費用が折り合わない」「スタッフが横柄」という答えが返ってきます。(もちろん私たちも気を引き締めないといけません)
ご安置した後、やむにやまれぬ思いで私たちにご連絡があるわけです。
「できるだけ(故人様を)動かしたくなかったけど仕方ない。あのまま変更しなければ後悔するし、もっとかわいそう」と話されます。
私たちにとっても他社さんの式場に伺うのは決して気持ちのいいことではありません。
ただ、その葬儀社がご家族と折り合わなかったからといって法外な安置費用を請求することだけは許せません。
ご家族からセカンドオピニオンのように他社の請求書を見せられ意見を求められます。
価格設定については各社の経営判断なので口出しできませんが、不必要と思われる項目が入っていたりもします。
出て行く家族から取れるだけ取るという姿勢を見ると、同業としてこちらが恥ずかしくなります。
このような事態を防ぐためにも「事前相談」が大切なのです。
「会員になっているから安心」
「積み立てているから大丈夫」
が一番危ないです。
希望を全て伝えて、本当に「これ以上、1円も払わなくていい」というお見積書をもらってください。
もう他社にお迎えに行ったり、信じがたい請求書を見たくないです。
そのためにも私たちが葬儀の事前相談を積極的に呼びかけていきます!