一般社団法人「後見の杜」(東京都)は4月11日に東京都で、第1回目となる「後見人相談士」資格の認定研修を行った。
この資格は成年後見制度に関する正しい知識を身につけ、後見制度を必要とする人と引き受ける人、取引をする人とを結ぶ役割を担う人材の育成を目的としています。
ともすると「ややこしい」と敬遠されがちな制度ですが、高齢者や障害者、未成年などサポートを必要とする人にとっては非常に有用な仕組みです。
後見の杜の宮内康二代表は「必ずしも全てのケースで後見が必要とは言い切れない。まず、後見の要否を見極め、委任契約など本人にとって最適な支援を提供するための知識をつけてもらいたい」と述べ、相談を受けた際の注意点などを説明した。
また、市民後見制度が少子高齢社会で果たす役割はさらに重要になることは間違いない。
認定研修は今後は地方での開催も検討されており、私たち「おおいた包括ケアネット・ファイン」としても大分開催を嘱望している。
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